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中国・四川大地震の義損金についてのご報告


中国・四川大地震の義損金についてのご報告                            

「中国だい好き」会長
内田 知行

本会の皆さんおよびアジアン・ロードから頂いた地震被災者への義損金のうちの未執行の残金についてご報告いたします。
本年4月の運営会議で、重大な被災地の一つ四川省徳陽市にある第五人民医院(〒618000 徳陽 市華山北路531号、電話0838-5906667)に「復旧と医療支援」を目的として寄付するということを決めさせていただきました。
義損金の残金およびその後に頂いた寄付金の合計10万5,000円を5月11日(月)に中国銀行東京支店を通じて同行徳陽支店に送金いたしました。
同医院には松井真也さん(男性)という理学療法士の青年が、JICAの海外青年協力隊員として医療支援のために勤務しています。私は、今年1月に重慶日本総領事館の会合でお会いする機会があり、本会からの義援金がお役にたちそうだと判断したので、皆様に同医院への医療支援を提案させていただきました。
送金した日本円は現地で両替したところ7,525.14元となりました。同医院では、中医康復理療科(リハビリ理学療法科)の医療活動を発展させる目的で、5月21日に下記の治療機器購入したということです

(同医院の支払い証も受領しました)。中国・四川大地震の義損金についてのご報告_b0098096_1561080.jpg

(1)脳障害など脳に電気刺激をする治療器1台(5,100元)
(2)中波治療器1台(1,200元)
(3)針治療に使う電気刺激治療器3台(1,200元)


以上の合計は7,500元。残金の25.14元は交通費として使用したそうです。同医院の張紅兵院長からも謝辞が松井氏を通じて届いております。機会がありましたら、ぜひとも同医院を訪問していただきたい、とのことです。
以上のように、皆様の善意の義損金を有意義に使うことができました。どうもありがとうございました。             (2009年5月30日)


* 第1回目の義損金は64号(会報)に報告の通り、昨年9月27日、“重慶&成都 交流と体験の旅”に参加した会員が内田会長夫妻とともに重慶医科大学付属児童医院を訪れ、入院中の被災児童2人に計3,000元を手渡しました。 
  第2回目を合わせると総額15万円(10,525.14元)になりました(うちアジアンロード分=3万円)。
  皆さんのご協力に心よりお礼申しあげます。  
 (富岡幸雄 森本実子)
                         
                
by zuixihuan | 2009-06-03 14:56 | お知らせ