西安便り2-1
2009年 04月 26日
西安便り2-1(2009.4.25)
你们好!
“中国だい好き”の皆さんお元気ですか。
4月13日、また西安にやって来ました。東京で2回花見をして、西安で3度目の花見を期待していたのですが、桜は1週間ほど前に散り、牡丹も散って、残りは芍薬です。それでも、交大と興慶宮公園の咲き残りの牡丹は見ました。(交大咲き残りの牡丹)
最近は最高気温が22度から25度で過ごし易いですが、14日は最高気温が31度になり初夏の陽気で吃驚しました。革ジャンを持ってきた友達も吃驚していました。校内の梧桐の並木も葉が茂り、中国の春が短いことを実感します。
今回は、日本から友達2人と一緒に来たので、西安と敦煌の観光をして、22日から授業に出ています。私は洛陽の牡丹を見に行くつもりでしたが、友達の主張で敦煌に切り替え、砂漠の中のオアシス都市を堪能して来ました。
敦煌は、西安から中国南方航空で2時間半、1600km離れています。丁度キレン山脈の間のシルクロードの上を飛んで行きます。敦煌の観光シーズンは5月から10月ということで、観光客も疎らでノンビリが出来ました。(雅丹)
莫高窟、鳴沙山・月牙泉、雅丹・玉門間、敦煌故城、西千仏洞に行きました。勝木先生が良いよと言っていた楡林窟には残念ながら行けませんでした。(月牙泉)
今回の観光ではやはり莫高窟、特に壁画は素晴らしかったです。(莫高窟)
敦煌では桃と桐の花が咲いていました。敦煌の桃は、北京の桃と比べて赤みがかったピンクで、景色に映えていました。桐の花は薄い紫ピンクで沢山咲いていますが、空や背景が埃かかっていますので、あまり冴えません。日本の山に有れば素晴らしいだろうと思いましたが残念です。敦煌で一番実感したことは西に来たなあ!ということです。夜明けは7時頃で日没は8時過ぎです。街では9時を過ぎても広場で子供が遊んでおり、安全で長閑な街でした。
中国は何処でも朝早くから道の掃除をしています。西安では落葉やゴミを綺麗にしていますが、敦煌では砂埃です。道路や舗道を丁寧に掃除していました。年間降雨量が35、6mmで、蒸発水量が2000mm程、差は60倍にもなるそうです。街の人は、キレン山脈からの水が枯れたら第二のホータンになると言って樹や水を大事にしていました。
また、人口は12万人で、その内農民が9万人だそうです。主要作物は綿花で、後は果物や野菜を作っています。敦煌葡萄酒は美味しいですよ。街中では学校でも職場でも午睡の時間になると、皆歩いて家に帰り、昼食と昼寝をするそうです。街は小さいので自転車ではなく歩いて移動できるようです。
21日に友達が帰り、22日に授業に出てみますと、26日から4泊5日で留学生の課外旅行で山東省の泰山と孔子廟に行くということでした。また5月1日はメーデーで休日です。3日授業に出ただけで9日間休みです。予習するにも期間が長すぎますので、私も旅行に参加することとしました。教科書の勉強はゆっくりやります。(4月交大校内)
旅行から帰って来ましたら、またお便りします。
皆さんお元気に日本の季節を楽しんで下さい。
再見!
2009.4.25
長尾圭介
你们好!
“中国だい好き”の皆さんお元気ですか。
4月13日、また西安にやって来ました。東京で2回花見をして、西安で3度目の花見を期待していたのですが、桜は1週間ほど前に散り、牡丹も散って、残りは芍薬です。それでも、交大と興慶宮公園の咲き残りの牡丹は見ました。(交大咲き残りの牡丹)
最近は最高気温が22度から25度で過ごし易いですが、14日は最高気温が31度になり初夏の陽気で吃驚しました。革ジャンを持ってきた友達も吃驚していました。校内の梧桐の並木も葉が茂り、中国の春が短いことを実感します。
今回は、日本から友達2人と一緒に来たので、西安と敦煌の観光をして、22日から授業に出ています。私は洛陽の牡丹を見に行くつもりでしたが、友達の主張で敦煌に切り替え、砂漠の中のオアシス都市を堪能して来ました。
敦煌は、西安から中国南方航空で2時間半、1600km離れています。丁度キレン山脈の間のシルクロードの上を飛んで行きます。敦煌の観光シーズンは5月から10月ということで、観光客も疎らでノンビリが出来ました。(雅丹)
莫高窟、鳴沙山・月牙泉、雅丹・玉門間、敦煌故城、西千仏洞に行きました。勝木先生が良いよと言っていた楡林窟には残念ながら行けませんでした。(月牙泉)
今回の観光ではやはり莫高窟、特に壁画は素晴らしかったです。(莫高窟)
敦煌では桃と桐の花が咲いていました。敦煌の桃は、北京の桃と比べて赤みがかったピンクで、景色に映えていました。桐の花は薄い紫ピンクで沢山咲いていますが、空や背景が埃かかっていますので、あまり冴えません。日本の山に有れば素晴らしいだろうと思いましたが残念です。敦煌で一番実感したことは西に来たなあ!ということです。夜明けは7時頃で日没は8時過ぎです。街では9時を過ぎても広場で子供が遊んでおり、安全で長閑な街でした。
中国は何処でも朝早くから道の掃除をしています。西安では落葉やゴミを綺麗にしていますが、敦煌では砂埃です。道路や舗道を丁寧に掃除していました。年間降雨量が35、6mmで、蒸発水量が2000mm程、差は60倍にもなるそうです。街の人は、キレン山脈からの水が枯れたら第二のホータンになると言って樹や水を大事にしていました。
また、人口は12万人で、その内農民が9万人だそうです。主要作物は綿花で、後は果物や野菜を作っています。敦煌葡萄酒は美味しいですよ。街中では学校でも職場でも午睡の時間になると、皆歩いて家に帰り、昼食と昼寝をするそうです。街は小さいので自転車ではなく歩いて移動できるようです。
21日に友達が帰り、22日に授業に出てみますと、26日から4泊5日で留学生の課外旅行で山東省の泰山と孔子廟に行くということでした。また5月1日はメーデーで休日です。3日授業に出ただけで9日間休みです。予習するにも期間が長すぎますので、私も旅行に参加することとしました。教科書の勉強はゆっくりやります。(4月交大校内)
旅行から帰って来ましたら、またお便りします。
皆さんお元気に日本の季節を楽しんで下さい。
再見!
2009.4.25
長尾圭介
by zuixihuan
| 2009-04-26 04:55
| 西安便り