東京都東久留米市の「グループ・中国だい好き」です。中国がだい好きな方々とのネットワーキングを大切にします。


by zuixihuan

四川大地震の被災児童に義損金を届ける


四川大地震の被災児童に義損金を届ける
                  「中国だい好き」会長
                      内田 知行(在中国・重慶)

b0098096_20545687.jpg9月27日の午後、私たち「中国だい好き」のグループは、重慶市渝中区にある重慶医科大学附属児童医院を訪れ、今年5月の四川省大地震で負傷した児童たちをお見舞いしました。市政府の華僑事務室の手配した車で行きました。

いまだに傷が十分に癒えておらず左脚をなくした17歳の女子高生・郭冬梅さんと、右目を失明した男子中学生・曽強君がベッドに身を横たえていました。郭さんはチァン族という少数民族の生まれで北川県で、漢族の曽君は什方県で被害に遭いました。
      
二人とも豊かな暮らしをしていたとは思えない子供たちで、やせて身長も年齢よりもはるかに幼く見えました。親御さんたちが付き添いをしていましたが、不運に見舞われたわが子の行く末を思いながら、悲嘆に暮れている様子がうかがえました。子供たちは涙を見せませんでしたが、母親たちの涙には胸が潰れる思いがしました。

このお二人にはそれぞれ1500元の義捐金を差しあげました。金額は、とくに障害が重篤で今後も病床で入院加療が必要である、と判断して決めさせていただきました。ご本人もご両親もとても喜ばれたご様子でした。
 
6月6日に皆さんからお預かりした金額は87,000円です。これに内田・茜分として13,000円をくわえ、「中国だい好き」の義捐金総額は100,000円となりました。私はほかにアジアン・ロード関係で30,000円を預かりました。そこで、合計130,000円を6月の時点で両替し、人民元8,000元を保管しておりました。

当初は、中国赤十字に献金することを考えましたが、政府や機関に送金して私たちの善意が埋もれてしまうよりも、「顔の見える支援をしよう」と考えを変えました。児童病院を見舞って被災児童に義捐金を差しあげる方針をたてました。
 
7月時点ではまだ相当多数の児童や青年の被災者が重慶市内の病院にいることを確認し、8月にもまだ病院に残留していました。そこで、「中国だい好き」の皆さんと病院を見舞う計画をたてました。ところが、8月末までに地震被害による負傷児童はあいついで退院してしまいました。9月に入るとメラミン入り牛乳事件が中国全土を襲い、今回訪問した重慶の児童医院でも地震被災児の周囲のベッドは3歳未満の乳幼児ばかりでした。

そんなわけで、「顔の見える支援」は実現しましたが、地震被災者を対象とする義捐金はまだ5,000元分をお預かりしたままになっております。この点の不手際をお詫びしなければなりません。

私は来年(2009年)、3月まで当地におります。そこで、市政府華僑事務室あるいは重慶日本総領事館の関係者と協議して、当初の利用目的にそった被災者支援に残りの義捐金を使用する予定でおります(日本領事館は地震被災地区を含めた貧困地区の教育支援をしています)。義捐金の執行後、あらためてご報告をいたします。

なお本日午後、児童医院を訪れ東海林さんから頂いた写真を郭冬梅さんと曽強君に手渡しました。生気がなくて青白かった二人の顔はいくらか紅みをおびてだいぶ元気になっていました。曽強君はまだ右目の視力が戻っていないが、毎日視神経を刺激する鍼治療を受けているとのことでした。二人のお母さんたちも再会をとても喜んでくれました。2週間前にたくさんいた乳幼児はだいぶ少なくなっていました。                    (2008年10月11日)

[PR]
by zuixihuan | 2008-11-12 20:56 | お知らせ | Comments(0)